今年10月末現在、中国国内で生存するHIV感染者とエイズ患者は49万7000人。死者は15万4000人。生存する感染者や患者の数がもっとも多いのは雲南省で7万9915人。

雲南省では青年学生、中高年者、男性の同性愛者、国内流動者の感染例が増えるとともに、感染の主原因も薬物注射から性行為による伝播へと変化するなど新たな傾向が出ている。
新たに報告された感染者、患者の89.5%が性行為によるものだった。

とくに中高年者の感染者数拡大。40代が8.3%から23.7%、50代以上が4.4%から24.9%にまで上昇。性病予防意識の低い中高年男性が性的サービスを受けるケースが増えていることが大きな要因。

男性同士の性行為による感染も深刻。感染率は歓楽街で高いリスクを抱える人の4倍以上にもなるとのことだ。自分の性的志向に対してオープンでないこと、相手を頻繁に入れ替える傾向にあること恐怖心より検査を受けたがらないことが感染に歯止めをかけにくくしている。
また男性同士の性行為経験者の27.6%が6ヶ月以内に女性と性行為に及ぶという調査結果もあり異性への感染拡大リスクも高い。

(2014年12月2日 FOCUS-ASIA.COMより抜粋)